AIとの会話を続けるコツ|質問が思いつかなくても会話を深める方法
検索者の悩み
「AIに質問してみたけれど、1回回答をもらったら会話が終わってしまう」
「次に何を聞けばいいのかわからない」
「AIの回答が少しズレているけれど、どう修正してもらえばいいかわからない」
ChatGPTなどのAIを使い始めたばかりの人には、こうした悩みがよくあります。
AIは検索エンジンのように「質問→回答」で終わらせることもできますが、本来は会話を続けながら回答を調整していく使い方が得意です。
OpenAIも、複雑な依頼は小さな質問に分け、最初の回答を見ながら追加の指示を出して改善していく方法を案内しています。
つまり、最初から完璧な質問を考える必要はありません。
先に結論
AIとの会話を続けるコツは、
①最初は大ざっぱに質問する
②AIの回答から気になる部分を1つ選ぶ
③「もっと詳しく」「具体例を出して」と追加質問する
④違うと思ったら遠慮せず修正する
⑤最後に整理してもらう
この5つです。
AIとの会話では、最初の質問よりも2回目、3回目の質問の方が重要になることがあります。
「一発で完璧な回答を出してもらおう」と考えるより、会話しながら一緒に答えを作る感覚で使う方が簡単です。
超簡単な説明
AIとの会話は、レストランで注文する感覚に少し似ています。
最初に、
「何かパスタを食べたい」
と言ったとします。
すると店員から、
「トマト系ですか?クリーム系ですか?」
と聞かれるかもしれません。
そこから、
「トマト系がいい」
「辛くないものがいい」
「肉も入っているとうれしい」
と条件を増やしていけば、自分の希望に近づきます。
AIも同じです。
最初から「完璧な質問文を作らないといけない」と考える必要はありません。
AIへの入力文をプロンプトと呼びます。
プロンプトとは、簡単にいうと「AIに入力する質問や指示」のことです。
OpenAIも、明確で具体的なプロンプトを使いながら、回答を見て追加の質問や修正を行う「反復的な改善」を推奨しています。
AIとの会話を続ける手順
1.まず普通に質問する
最初から長文を書く必要はありません。
例えば、
「転職したいけど何から始めればいい?」
だけでも十分です。
AIから、
「自己分析をする」
「求人を調べる」
「希望条件を整理する」
などの回答が返ってきたとします。
ここで終わらせないのがポイントです。
2.回答の中から1つ選ぶ
例えば「自己分析」が気になったら、
「自己分析って具体的に何をすればいい?」
と聞きます。さらに、
「質問形式で私の自己分析を手伝って」
と続けることもできます。
こうするとAIとの会話が自然に深まります。
3.わからない言葉をそのまま聞く
AIの回答に知らない言葉が出てきた場合は、
「○○って何?」
と聞くだけでも構いません。例えば、
「キャリアの棚卸しをしましょう」
と言われて意味がわからなければ、
「棚卸しって何?中学生にもわかるように説明して」
と聞けばよいのです。
難しい言葉を放置しないことが、会話を続けるコツです。
4.「もっと○○して」と修正する
AIの回答が自分に合っていない場合もあります。
その場合は新しく質問を作り直す必要はありません。
例えば、
「もっと短くして」
「専門用語を減らして」
「初心者向けにして」
「具体例を増やして」
「メリットだけでなくデメリットも教えて」
と伝えます。
AIへの指示では、内容だけでなく、長さ、形式、文章の雰囲気などを具体的に伝えると結果を調整しやすくなります。
5.AI側から質問してもらう
何を聞けばいいかわからない場合は、逆にAIに質問してもらう方法があります。
例えば、
「自分に合う仕事を考えたいです。必要なことを1問ずつ質問してください」
と入力します。
すると、
「現在どんな仕事をしていますか?」
「仕事で一番つらいことは何ですか?」
など、AI側から会話を進めてもらえます。
これは特に、考えがまとまっていないときに便利です。
実例
例えば、最初に、
「仕事を辞めたい」
とAIに入力したとします。
AIからさまざまなアドバイスが返ってきます。
そこで、
「自分でも辞めたい理由がよくわからない。整理するために質問して」
と続けます。
AI:
「仕事内容、人間関係、給与、勤務時間の中では、どれが一番つらいですか?」
自分:
「仕事内容かもしれない」
AI:
「仕事内容の中で特につらい作業はありますか?」
自分:
「電話対応がかなり苦手」
さらに、
「では、電話対応が少ない仕事にはどんなものがある?」
と質問できます。
最初は「仕事を辞めたい」という大きな話だったものが、
仕事を辞めたい
→仕事内容がつらい
→電話対応が苦手
→電話対応の少ない仕事を探す
という具体的な問題に変わりました。
これがAIとの会話を続ける大きなメリットです。
失敗・注意点
最初から完璧な質問を作ろうとする
最もありがちな失敗です。
AIを使うたびに長いプロンプトを作る必要はありません。
まず質問し、回答を見て修正する方が簡単です。
AIの回答に合わせすぎる
AIが、
「あなたには営業職が向いています」
と言ったとしても、それが正解とは限りません。
「なぜそう判断したの?」
「営業が苦手だとしたら別の候補は?」
と聞いてください。AIに反論しても問題ありません。
話題が広がりすぎる
会話を続けているうちに、
転職→資格→勉強→副業→投資
というように話が広がりすぎることがあります。
その場合は、
「一度、転職の話だけに戻してください」
と伝えれば整理できます。
個人情報を入れすぎない
相談だからといって、住所、電話番号、パスワードなどを入力する必要はありません。
ChatGPTには会話をまたいで役立つ情報を利用するメモリ機能がありますが、保存内容は設定から確認・管理できます。メモリを使わずに話したい場合は一時チャットも利用できます。
FAQ
Q.毎回長い文章を書かないとダメですか?
いいえ。
「もっと詳しく」
「具体例は?」
「小学生でもわかるように」
だけでも会話は続けられます。
Q.AIの回答が間違っている気がします
そのまま信じる必要はありません。
「その情報は本当に正しい?」
「根拠を教えて」
「別の可能性も考えて」
と質問してください。
重要な情報については公式サイトなどで確認することも大切です。
Q.何を質問すればいいかわかりません
AIに、「この話を深掘りするなら、次に何を質問すればいい?」
と聞いてください。質問そのものをAIに考えてもらえます。
Q.前に話した内容を毎回説明し直す必要がありますか?
同じチャット内では、ChatGPTは会話の文脈を踏まえてフォローアップの質問に対応できます。
そのため、「さっきの3番について詳しく」のような聞き方も可能です。
次にやること
まずChatGPTなどのAIに、何でもいいので1つ質問してみてください。
そして回答が返ってきたら、すぐに会話を終わらせず、
「その中で一番重要なのは?」と聞いてみましょう。
次に、「それを具体例で説明して」と続けます。さらに、
「では、私が今すぐやるなら何をすればいい?」と質問します。
これだけでも、
質問する
→回答を見る
→気になる部分を掘る
→具体化する
→行動に変える
というAIとの会話の基本形ができます。
AIを上手に使うために必要なのは、「完璧な質問を作る能力」ではありません。
わからなければ聞く、違えば直す、もっと知りたければ掘り下げる。
この3つができれば、AIとの会話はかなり続けやすくなります。
関連URL
・OpenAI「ChatGPT向けプロンプトエンジニアリングのベストプラクティス」
AIへの質問を明確にする方法や、回答を繰り返し改善する考え方を確認できます。
OpenAI公式:プロンプトのベストプラクティス
・OpenAI「ChatGPTとは:FAQ」
ChatGPTでフォローアップ質問をする方法など、基本的な使い方を確認できます。
OpenAI公式:ChatGPT FAQ
・OpenAI「メモリFAQ」
ChatGPTが会話の情報をどのように利用するか、メモリの確認・管理方法を確認できます。
OpenAI公式:メモリFAQ
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