1. HOME
  2. ブログ
  3. BLOG
  4. 初級編
  5. セル参照だけで日付や時刻の自動計算を行う方法|関数が苦手でも今日から使える超実践テク
BLOG

ブログ

初級編

セル参照だけで日付や時刻の自動計算を行う方法|関数が苦手でも今日から使える超実践テク

Excelやスプレッドシートを使っていて、こんなことを思ったことはありませんか?

  • 「◯日後の日付を知りたいだけなのに、関数が思い出せない」
  • 「締切日を計算したいけど、難しい式は使いたくない」
  • 「開始時刻と終了時刻の差を出したいだけ」
  • 「関数はまだ怖い…できれば簡単な方法がいい」

実は、こうした悩みの多くは
“セル参照と足し算・引き算だけ” で解決できます。

この記事では、

  • 複雑な関数は使わない
  • TODAYやNOWを「使う場合もセル参照として扱う」
  • 四則演算(+・−)だけで完結させる

という方針で、
日付・時刻の自動計算を実務でそのまま使える形 に整理していきます。

「関数が得意でなくても、Excelは十分に便利になる」
その感覚を、ぜひ体験してください。


■ まず知っておきたい大前提:日付と時刻は「数値」として扱われる

最初に、とても大事な話をします。

Excelやスプレッドシートでは、日付や時刻は「文字」ではなく、「数値」として扱われています。

  • 日付 → 1日 = 1
  • 時刻 → 1時間 = 1/24

だからこそ、

  • 日付 + 数字
  • 日付 − 数字
  • 時刻 − 時刻

といった計算が、普通の足し算・引き算でできる のです。

ここが理解できると、
日付・時刻の計算が一気にシンプルに感じられるはずです。

■ セル参照だけで「◯日後の日付」を求める方法

まずは、実務で最もよく使われるパターンです。

【例】

  • A1セル:基準となる日付(例:2025/12/29)
  • B1セル:何日後か(例:7)
  • C1セル:結果を表示

C1セルには、次の式を入れます。

=A1 + B1

これだけ。

意味としては、

「A1の日付に、B1の日数を足す」

結果として、
7日後の日付 が自動で表示されます。

👉 関数を使わず、セル参照だけで完結している点がポイントです。


■ 「◯日前の日付」を求める場合も考え方は同じ

今度は、反対に過去の日付を出したい場合です。

  • A1:基準日
  • B1:何日前か

C1セル:

=A1 - B1

これで、
指定した日数分、遡った過去の日付 が表示されます。

締切管理・提出期限・作業予定の逆算など、
実務で非常によく使われる形です。


■ 今日の日付を基準にしたい場合はどうする?

ここで初めて TODAY関数が登場しますが、
考え方自体はこれまでと変わりません。

  • A1セル: =TODAY()
  • B1セル:日数
  • C1セル: =A1 + B1

TODAY関数は
「今日の日付を入れているセル」
と考えてください。

あとは、そのセルを基準にして
足し算・引き算をするだけで日付計算ができます。


■ 時刻の差をセル参照だけで計算する方法

次は時刻の計算です。

【例】

  • A1:開始時刻(9:00)
  • B1:終了時刻(18:00)
  • C1:作業時間

C1セルに入れる式は、次のとおりです。

=B1 - A1

これだけで、
開始から終了までの時間差が計算されます。

表示形式を「時刻」や「時間」にすれば、
9時間 といった結果が出ます。

👉 時刻も日付と同様に、
引き算できる数値として扱われている点がポイントです。


■ 休憩時間を引いた実働時間を出す

もう一段階、実務寄りの計算です。

  • A1:開始時刻
  • B1:終了時刻
  • C1:休憩時間(1:00 など)

D1セルには、次の式を入力します。

=B1 - A1 - C1

これで、
休憩時間を差し引いた 実働時間が自動で計算 されます。

簡単な勤怠管理や作業時間の把握であれば、
この形だけでも十分に対応できる場面は多いです。


■ 日付と時刻を組み合わせた計算もできる

Excelでは、

  • 日付 + 時刻
  • 日付 − 日付

も計算できます。

【例】

  • A1セル:2025/12/29 9:00
  • B1セル:2025/12/29 18:00
=B1 - A1

と入力すれば、
9時間 が計算されます。

「日付が入っているから難しそう」と思われがちですが、
実際には数値同士の引き算として処理されています。


■ よくある初心者のつまずきポイント

計算自体は合っているのに、
結果がおかしく見えることもあります。

① 計算結果が想定と違う

→ セルの表示形式を確認してください。
「日付」「時刻」「標準」の設定違いが原因のことが多いです。


② 数字を足しても日付にならない

→ 基準セルが「文字列」になっている可能性があります。
正しく日付として入力されているか確認しましょう。


■ 小さな成功体験:3分でできる練習

次の順で試してみてください。

  1. A1に今日の日付を入力
  2. B1に「10」と入力
  3. C1に =A1 + B1
  4. Enter

10日後の日付 が出たら成功です。

関数を覚えなくても、
Excelが“考えてくれる感覚”を味わえるはずです。


■ なぜ「セル参照だけ」を覚えると成長が早いのか?

初心者がつまずく原因は、

  • 関数を暗記しようとする
  • 構文を完璧に覚えようとする

ことにあります。

一方、実務では、

「セルに入っている値をどう組み合わせるか」

のほうが圧倒的に重要になる場面が多いです。

セル参照だけで日付や時刻を扱えるようになると、

  • 表の設計力が上がる
  • 修正に強くなる
  • 関数も自然に理解できる

という良い流れが生まれます。


■ まとめ:日付と時刻は「足し算・引き算」で考えよう

最後に、今日のポイントをまとめます。

  • 日付・時刻は数値として扱われている
  • セル参照+四則演算だけで計算できる
  • ◯日後/◯日前は「+」「−」で対応できる
  • 時刻の差も引き算だけで求められる
  • 表示形式が結果の見え方に影響する

関数が苦手でも、
セル参照を理解するだけでExcelは一気に実務的 になります。

まずは今日、
「日付を足す」「時間を引く」
この小さな成功体験から始めてみてください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA