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AIでExcel関数を作る方法|初心者でも日本語から数式を作る手順

検索者の悩み

「Excelで集計したいけれど、どの関数を使えばいいかわからない」「IF関数やXLOOKUP関数を見ても意味がわからない」「AIにやりたいことを伝えれば、Excelの数式を作ってもらえるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。

Excelには非常に多くの関数があり、初心者がすべて覚えるのは大変です。そこで便利なのがChatGPTなどのAIです。

AIに「売上が10万円以上なら達成、それ未満なら未達と表示したい」のように日本語で説明すると、目的に合ったExcel関数を提案してもらえます。

Microsoftでは、Excelの関数を「あらかじめ定義された数式」と説明しており、決められた形式で値を指定することでさまざまな計算を行えます。 (マイクロソフトサポート)

先に結論

AIでExcel関数を作るなら、「やりたいことを日本語で説明する → セルの位置を伝える → AIに数式を作ってもらう → 数式の意味を説明してもらう → 実際のExcelで結果を確認する」という流れがおすすめです。

例えば、AIに「A2セルの売上が100000以上なら『達成』、それ未満なら『未達』と表示したい」と伝えます。

すると、次のような数式を提案してもらえます。

=IF(A2>=100000,"達成","未達")

IF関数とは、条件によって表示する結果を変える関数です。Microsoftも、IF関数は条件が真か偽かによって別々の値を返す関数と説明しています。 (マイクロソフトサポート)

このように、関数名を知らなくても「何をしたいか」から数式を作れるのがAIを使うメリットです。

超簡単な説明

Excel関数は、決められた計算を自動で行うための仕組みです。

例えば、A1からA10までの数字を合計したければ、

=SUM(A1:A10)

と入力します。

SUM関数とは、指定した数字を合計する関数です。

しかし初心者の場合、「合計したい」ことはわかっても、SUMという名前が出てこないことがあります。

そんなときにAIへ「A1からA10までの数字を全部足したい」と伝えれば、適切な数式を作ってもらえます。

つまりAIは、日本語で考えている作業をExcelの数式に翻訳する役として使えるということです。

AIでExcel関数を作る手順

1.まず何をしたいか日本語で書く

最初に、関数名を考える必要はありません。

例えば、「売上の合計を出したい」「80点以上なら合格と表示したい」「商品番号から商品名を探したい」「東京支店だけの売上を合計したい」など、やりたいことをそのまま書きます。

AIへの入力文をプロンプトと呼びます。プロンプトとは、AIにしてほしいことを伝える質問や指示の文章です。

OpenAIも、良い回答を得るためには、目的や条件を明確かつ具体的に伝えることを推奨しています。 (OpenAI Help Center)

2.セルの位置を具体的に伝える

Excel関数を正確に作ってもらうには、セルの位置を伝えることが重要です。

例えば、「A列に商品名、B列に売上金額が入っています。A列が『りんご』の行だけB列の金額を合計したい」と伝えます。

すると、AIはSUMIF関数などを提案できます。

SUMIF関数とは、1つの条件に合う数字だけを合計する関数です。

条件が複数ある場合にはSUMIFS関数を使うことがあります。SUMIFS関数とは、複数の条件に一致する値を合計する関数です。Microsoftでも、複数条件に一致する値を合計するための関数として説明されています。 (マイクロソフトサポート)

3.AIにExcel関数を作ってもらう

例えば、次のように入力します。

「A2に点数があります。80点以上なら『合格』、80点未満なら『不合格』と表示するExcel関数を作ってください。」

すると、次のような数式が作れます。

=IF(A2>=80,"合格","不合格")

さらに、「初心者向けに、この関数を分解して説明してください」と頼めば、A2>=80が「A2が80以上か確認する部分」だと説明してもらえます。

関数を作るだけでなく、意味まで確認することが大切です。

4.Excelに貼り付けて動作確認する

AIが作った数式は、必ずExcelで実際に確認します。

Excelの数式は基本的に=から始まります。Microsoftの公式サポートでも、数式は等号から始めて入力すると説明されています。 (マイクロソフトサポート)

例えばAIから数式が返ってきたら、対象セルに貼り付けてEnterキーを押します。

その後、元の数字を変更して、結果が正しく変化するか確認しましょう。

5.エラーが出たらAIに見てもらう

数式を入力すると、#N/A#VALUE!などのエラーが表示されることがあります。

その場合は、AIに「このExcel関数で#N/Aが表示されます。原因を初心者向けに説明してください」と聞いてみましょう。

さらに、現在使っている数式や表の構造を一緒に伝えると原因を判断しやすくなります。

ただし、会社名、顧客名、個人情報などが含まれている場合は、そのままAIへ貼り付けないよう注意しましょう。

実例

例えば、社員の売上目標を判定する表を作るとします。

A列に社員名、B列に売上金額があり、C列に「達成」または「未達」を表示したいとします。目標金額は10万円です。

AIには、「B2の売上が100000以上ならC2に『達成』、それ未満なら『未達』と表示するExcel関数を作ってください」と入力します。

すると、

=IF(B2>=100000,"達成","未達")

という数式を作れます。

次に、「この関数を下の社員にも使いたい」とAIに聞けば、C2の数式を下方向へコピーする方法も教えてもらえます。

さらに、「東京支店で、なおかつ売上10万円以上の金額だけ合計したい」と条件を追加すれば、SUMIFS関数など、より高度な関数を提案してもらえます。

このように、最初は簡単な条件から始めて、必要に応じて条件を追加するとAIでもExcel関数を作りやすくなります。

失敗・注意点

AIでExcel関数を作るときに最も注意したいのは、AIが作った数式が必ず正しいとは限らないことです。

特に、複雑な条件、日付計算、大量の条件分岐などでは、意図とは違う数式になることがあります。

また、自分が使っているExcelのバージョンにも注意が必要です。

例えばXLOOKUP関数は、古いExcelでは利用できない場合があります。XLOOKUPとは、表の中から条件に一致する値を探して取得する関数です。Microsoftも、XLOOKUPをVLOOKUPの改良版として案内しています。 (マイクロソフトサポート)

そのためAIに質問するときは、「Excel 2021を使っています」「Microsoft 365版です」など、バージョンを伝えるとより正確になります。

もう一つの失敗は、数式の意味を理解せずに大量にコピーすることです。

1つの数式が間違っていれば、その間違いを表全体に広げてしまう可能性があります。まず数件のデータで正しく計算されるか確認してから広げる方が安全です。

FAQ

Q.Excel関数を知らなくてもAIを使えますか?

使えます。

「どの関数を使えばいいかわからないので、目的に合う関数を選んでください」とAIに頼めば、関数名から提案してもらえます。

Q.AIにどんな情報を伝えればいいですか?

列の内容、セルの位置、条件、表示したい結果を伝えると作りやすくなります。

例えば、「A列が商品名、B列が売上、C列が地域です。地域が東京の商品だけ売上を合計したい」という形です。

Q.複数の関数を組み合わせることもできますか?

できます。

IF関数の中に別の関数を入れるなど、複数の関数を組み合わせることをネストと呼びます。ネストとは、一つの関数の中に別の関数を入れる方法です。

Microsoftでも、Excelでは関数を組み合わせて複雑な計算を行えると説明しています。 (マイクロソフトサポート)

Q.エラーが出てもAIで直せますか?

原因の調査には使えます。

現在の数式、表示されたエラー、期待する結果を伝え、「どこが間違っているか説明して」と質問すると修正しやすくなります。

Q.AIが作った関数をそのまま仕事で使っても大丈夫ですか?

必ず実際のデータで検証してから使いましょう。

給与、請求金額、在庫数など重要な計算では、数式の結果が正しいか別の方法でも確認することをおすすめします。

次にやること

まずExcelで簡単な表を作り、AIに**「A2からA10までの数字を合計するExcel関数を作ってください。初心者なので、関数の意味も説明してください」**と入力してみましょう。

次に、「80以上なら合格と表示したい」「特定の商品だけ合計したい」など、少しずつ条件を増やします。

AIでExcel関数を作るときに大切なのは、やりたいことを日本語で説明する → 数式を作る → 意味を確認する → 実際のExcelで検証するという流れです。

関数名を全部暗記する必要はありません。

「何を計算したいのか」を自分で説明できれば、AIに適切な関数を探してもらえます。そのうえで少しずつ数式の意味を覚えていけば、AIを使いながらExcelの知識も身につけられます。

関連URL

Microsoft「Excelの数式の概要」では、数式の基本構造、SUM関数、セル参照、XLOOKUPなどExcel関数の基本を確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/get-started/overview-of-formulas-in-excel

Microsoft「Excelの数式に関数およびネストした関数を使用する」では、関数の基本構造や複数の関数を組み合わせる方法を確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/using-functions-and-nested-functions-in-excel-formulas

OpenAI「ChatGPT向けプロンプトエンジニアリングのベストプラクティス」では、AIへ条件を具体的に伝え、回答を段階的に改善する方法を確認できます。
https://help.openai.com/ja-jp/articles/10032626-prompt-engineering-best-practices-for-chatgpt

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