COUNTIFで重複データをカウントする方法|Excel初心者でも必ずできる超かんたん講座
Excelを使っていると、こんな場面に出会ったことはありませんか?
- 同じ名前が何回出てきているかを確認したい
- 商品コードが何度使われているかを把握したい
- アンケートで同じ回答がいつくあるかを数えたい
こうしたときに活躍するのが COUNTIF(カウントイフ)関数 です。
COUNTIFは「条件に合うセルの数を数える」関数ですが、
重複データを見つけてカウントする という使い方が、Excel初心者が実務で成果を感じやすい使い方のひとつと言えます。
この記事では、
- 画像なし
- 操作は最小限
- 式は短く
- 文章だけで理解できる
という点を意識しながら、COUNTIFを使って重複データを数える方法をやさしく解説します。
■ COUNTIF関数って何をする関数?
まずは、COUNTIFの役割を一言で説明します。
COUNTIFは「指定した条件に当てはまるセルの数を数える関数」です
構文はとてもシンプルです。
=COUNTIF(範囲, 条件)
これを日本語にすると、
「この範囲の中に、指定した条件に合うセルはいくつありますか?」
という意味になります。
構文がシンプルなため、関数に慣れていない方でも扱いやすい点が特徴です。
■ 重複データをカウントする考え方
「重複を数える」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、
考え方自体はとても単純です。
「同じ値が、指定した範囲の中に何回出てくるかを数える」
これの処理をCOUNTIFに任せるだけ、というイメージです。
■ まずは一番シンプルな例から
次のようなデータが、A列に入力されているとします。
| A列 |
|---|
| 山田 |
| 佐藤 |
| 山田 |
| 鈴木 |
| 山田 |
ここで知りたいのは、
「山田さんは何回出てきているか?」という点です。
この場合のCOUNTIFはこうなります。
=COUNTIF(A:A,"山田")
Enterを押すと 3 と表示されます。
これだけで、
「同じ名前が何回出てきているか」を一瞬で数えられます。
■ セルを使って重複を数える方法(実務でよく使う形)
実務では、特定の名前を直接入力するよりも、
セルの値を条件として指定する 場面が多くなります。
たとえば、B2セルに「山田」と入力されている場合は、次の式になります。
=COUNTIF(A:A, B2)
この式の意味は、
「A列の中で、B2セルと同じ値はいくつありますか?」
という内容です。
この考え方に慣れてくると、COUNTIFは業務の中でかなり使いやすくなります。
■ 重複しているかどうかを判定する定番パターン
COUNTIFが本領を発揮するのは、
「このデータは重複しているかどうか」を判定したいとき です。
例えば、B列に次の式を入力します。
=COUNTIF(A:A, A2)
この式を下の行までコピーしていきます。
すると、COUNTIFの結果は次のように解釈できます。
- 1 → 重複していない
- 2以上 → 重複している
という結果になります。
ここが重要ポイント
- COUNTIFの結果が 2以上なら重複
- 1の場合は、そのデータは1回しか出てきていない
この判断基準を押さえておくだけで、重複チェックがかなり楽になります。
■ 「重複しているデータだけ」をまとめて数えたい場合
では次に、
「重複しているデータが全部でいくつあるか」
を知りたい場合です。
たとえば、COUNTIFの結果がC列に入っているとします。
| A列 | C列 |
|---|---|
| 山田 | 3 |
| 佐藤 | 1 |
| 山田 | 3 |
| 鈴木 | 1 |
| 山田 | 3 |
この場合、
C列が2以上の行が重複データ に該当します。
ここで使えるのが、COUNTIF同士を組み合わせた次の式です。
=COUNTIF(C:C, ">=2")
これで
「重複している行がいくつあるか」
をまとめて数えられます。
■ 初心者がつまずきやすいポイント
COUNTIFでうまく結果が出ない場合、
関数そのものよりも データの状態 が原因になっていることがよくあります。
代表的な注意点を整理します。
① 全角・半角の違い
「A」と「A」は別物です。
見た目が同じでも、COUNTIFでは別の文字として扱われます。
② 余分なスペース
文字の前後にスペースがあると、
同じ文字でも別カウントになります。
③ 数字と文字の混在
数字に見えても、文字として入力されている場合は一致しないことがあります。
👉 重複が数えられないときは、データの入力状態を疑う
これだけ覚えておけば原因が見つかりやすいです。
■ 小さな成功体験:3分でできるミニ課題
ここで、必ず成功できる練習問題です。
【課題】
A列に、次のデータを入力してください。
りんご
みかん
りんご
バナナ
りんご
次に、B2セルに以下の式を入力します。
=COUNTIF(A:A, A2)
そのまま下までコピーしてください。
結果が次のように表示されれば成功です。
✔ りんご → 3
✔ みかん → 1
✔ バナナ → 1
「自分で関数を使って結果を出せた」という感覚は、
Excelに慣れていくうえで大きな自信につながります。
■ MOS初心者がCOUNTIFを覚えるべき理由
COUNTIFが使えるようになると、次のような変化が期待できます。
- データチェックの時間が短くなる
- 重複ミスを見つけられる
- アンケートや名簿の集計が楽になる
- 実務で「Excelできる人」扱いされる
- Excel作業に対する心理的なハードルが下がる
式が短く、覚える負担が少ない点も大きなメリットです。
Excel初心者にとって、COUNTIFは
最初に実務で使いこなせる関数のひとつと考えられます。
■ まとめ:COUNTIFで重複は一瞬で見つかる
最後に、今回の内容を整理します。
- COUNTIFは「条件に合うセルの数を数える関数」
- 同じ値を条件にすると、重複回数を確認できる
- 結果が2以上なら重複と判断できる
- 画像がなくても、短い式で実務に活用できる
- 初心者でも成功体験を得やすい
COUNTIFで重複を数えられるようになると、
Excelのデータが少し整理されて見えるようになります。
次のステップとしては、
IF関数と組み合わせて、重複かどうかを自動表示する方法を確認してみると、
実務での使い道がさらに広がります。
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